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千葉県のツーリングクラブ「Team D.D.D」

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キャンプ 三種の神器プラス1

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キャンプ道具の三種の神器と言えば「テント」「シュラフ(寝袋)」「マット」 そしてプラス1が「椅子」になります。

初心者は「続けるかどうかわからないから安いのでいいや」となりがちですが、これが落とし穴。高価なモノである必要はありませんが、あまりに安い物を選ぶと快適なキャンプにならないどころか、まるで苦行のようなキャンプになって「もう二度と行くもんか!」なんてことにもなりかねません。

せめて三種の神器だけは、それなりのモノで揃えることをオススメします

テント


テントにはポールだけで形ができる自立式と、張り綱でテンションをかけてペグで固定しないと立ち上がらない非自立式があります。(自立式はこんなので、非自立式はこんなの)
自立式の方が設営も簡単なので、特にこだわりがないのであれば自立式を選んだ方がいいです。

自立式のテントはフライシートとインナーの2層式になっていて、インナーをポールで立たせた上にフライシートをかぶせて使います。インナーテントについているスリーブにポールを通すタイプと、ポールを固定してからフックで引っかける吊り下げタイプがありますが、吊り下げタイプの方が設営が簡単なのでオススメです。





一人で使うといっても、テント内に荷物入れたり、中で着替えたりすることを考えると、余裕を持って定員2名以上のテントを選んだ方が良いです。収納サイズはバイクに積載することを考えると、横幅50cm以内には収めたいところです。重さに関してはバイクで運ぶのでそんなに気にする必要はありません。

テント内の換気ができるように、インナーは前後がメッシュになる物を選びましょう。通気性が悪いテントは夏場サウナ状態になります...。出入り口にあるインナーとフライシートの隙間を前室と呼びます。この前室が広いと荷物や靴がおけるので便利です。

あまり安い物を選ぶと雨天時に浸水したり、強風でつぶれたりすることもありますので、少なくとも8千円以上の物を選ぶようにしましょう。

インナーの下に「グランドシート」を敷いたほうがインナーのボトムを傷めないので、テントの寿命が長くなります。ただこのグランドシートってやつは別売りなので、別途購入する必要があります。まぁブルーシートで代用できますけどね。


【キャンツーにオススメのテント】
■コールマン ツーリングドームST

前後にメッシュ窓(ファスナーで開閉)の入り口と天井に通気口があるので、通気性良し。吊り下げタイプで前室も結構広く、お手頃価格とコスパのいいテントです。

欠点はやや重いことと収納サイズが横幅54cmと少し大きいところ・・・積載に問題がなければかなりオススメのテントです。
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■モンベル クロノスドーム2型

私も使っているテントです。

登山用テントほどではありませんが、軽くて収納サイズが小さめな吊り下げタイプ。前室もそこそこ広く、全体的にバランスのいいテントなんですが、入り口が1つしかないのが残念なところ。

前後にメッシュ窓(ファスナーで開閉)があるため、通気性に問題はありません。
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シュラフ

一日の疲れをとる睡眠・・・とても重要な道具がこのシュラフ(寝袋)です。

一般的な素材はダウンと化繊の二種類。ダウンは軽くて保温力があり、コンパクトに収納できるけれども水濡れに弱い。化繊は水に強いけど暖かさや収納性でダウンに劣ると一長一短。ただキャンツーに関して言えば、収納性を考えて圧倒的にダウンがオススメです。

季節や場所によってダウンの厚さも変わりますが、目安としてはモンベルのシュラフだと夏の高山なら#5、春秋の平野で#3、冬の平野で#1(#3と#5を重ねてもいける)といった感じでしょうか。個人差が結構あるので難しいところですけど。

個人的には最初のひとつ目は#3がオススメです。暑かったらジッパーを全開にするなり、中に入らずに上に掛けるように使えばOK。なんといってもキャンプのベストシーズンは秋ですから、そこに合わせた方が間違いないかと。寒いとマヂで寝られません(^_^;)


キャンツーにオススメのシュラフ】
■モンベル アルパイン ダウンハガー650 #3

私も使ってます。#5と#3で1年中キャンプしてます。

他社メーカーのシュラフを使ったことがないので比較できませんが、とりあえずアウトドア界でもっとも権威ある賞らしいエディターズチョイスアワードを受賞しているので、国際的にも高い評価を得ているようです。

使用していて何の問題もなく、個人的には満足しています。


マット

芝生のサイトでもマット無しで寝るのはキツイです。ましてやそれが小石がゴロゴロしているようなサイトだったら寝るに寝られません。

そこで登場するのがマットです。マットが地面の凹凸と身体の間でクッションとなり、地面からの冷気を防いでくれます。ただ厚みがあればあるだけ寝心地は良くなりますが、そのぶん積載性が悪くなることが多いです。


マットの種類は大きく分けて4種類あります。

エアウレタン
断熱材が内蔵された自動膨張式のマット。コンパクトになり断熱性も高く、寝心地も良い。片付ける際に空気を抜くのが若干面倒くさいのが唯一の欠点。

エアマット
収納は超コンパクトで軽く、空気で膨らませるためクッション性が高く寝心地も良い。欠点は膨らませるのと仕舞うときが非常に面倒なことと、穴が開いてしまうと完全につぶれてマットとしての役割を果たせなくなること。

ウレタン
いわゆる銀マットなんかがそれ。軽くて丈夫で手間いらず。大きくてかさばるのと、寝心地があまり良くないのが欠点。下が堅いのが気にならない人には安いのでオススメ。

コット
寝心地抜群の簡易ベッド。石がゴロゴロしているような場所でも全く問題なく寝られるのは素晴らしい。欠点は設営及び撤収時の手間と価格。


マットのサイズはショート(90cm前後)ミディアム(150cm前後)ロング(180cm前後)とあり、どのサイズを選ぶかによって荷物の量に大きく影響してきます。例えば身長170cmの方がマクラ(衣類などが入ってるバッグなどでも可)を使用した場合、ミディアムサイズのマットでちょうどよくなります。


【キャンツーにオススメのマット】
■モンベル U.L.コンフォートシステムパッド 150

エアウレタンのマットといえば”サーマレスト”が鉄板商品なんでしょうが、あえてモンベルのシステムパッドをオススメします。

サーマレストより価格が安いこと、リペアキットが付属していること、別売りのマクラと連結できることがその理由です。

これより厚めのタイプの180を使っているんですが、マクラと合わせると長さがありすぎなので、150にすれば良かったと後悔してます(^_^;)


椅子

椅子は収納性に優れたモノを基準に探しましょう。大きい椅子は座り心地は良くても重いしかさばりますので、積載性を考えて選んでください。

ただしコンパクトになるからといって、背もたれのない椅子はNGです。相当疲れます。良い椅子は長時間座っていてもあまり疲れませんが、安い椅子はお尻が痛くなってきます。ぜひ自分に合う椅子を模索ください。

「俺は地べたに座るからいいや」なんて言わないでくださいね。宴会時に独りだけ視線の位置が違うのって気持ち悪いですから(^_^;)


【キャンツーにオススメの椅子】
キャンプ用の椅子としてはもはや鉄板ともいえる椅子です。ツーリングキャンパーの使用率は相当高いと思われます。

かなりコンパクトに収納できる上に非常に軽く、肝心の座り心地もバツグンに良いといった非常に優れた椅子です。

脚のつま先部分が小さすぎるため、芝サイトなどでは微妙に埋まってしまうことや、軽すぎる故に風でひっくり返ってしまうのが欠点ですかね...。

結構値が張る椅子ですが、それだけの価値はあると思います。




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